柿生竹細工部~ヒゴから作る竹細工

柿生にある平屋建て民家 “自然堂(JINEN-DO)”。
私たちは、ここを拠点に、都市近郊に残る里山資源を活かして、自分たちが理想とするていねいな暮らしや子育て環境をつくり、なりわい(生業/仕事)を起こしお互いに支え合える仲間と協働していく、そんなコミュニティづくりを目指して、日々活動しています。
その活動から生まれた「柿生竹細工部」。
・新しいことをはじめたい!
・ものつくりがしたい!
・竹細工をやる場所を探している!
普段身近に目にする竹を使って自分の手で1から作り出す、もの作りをする集まりです。
竹を洗って、割って、剥いで、幅を取ってから編む工程に入ります。
「編む」だけでなく、材料となる竹ヒゴを作る所から行う竹細工の会です。
初心者から中、上級者まで輪を囲み行います。
初心者にはまずヒゴ(竹細工の材料)の作り方をレクチャーしていきます。
途中参加、途中退出可能です。お気軽にご参加ください。
▼活動の様子

講師:戸崎祐治さん

縁側にて竹を切る

割った竹を剥ぐ様子

編みの様子

参加者の作品
■開催日:毎月第4月曜日
■時 間:10:00~15:00 (4時間、途中1時間昼休憩あり)
※9:30より開場、準備のお手伝い歓迎。
※昼食はマクロビランチを注文することができます(要事前申し込み、1000円)
■内 容:
竹細工に使う竹ひごを作る工程をご紹介します。
自分で作れるようになった後は講師に相談しながら、好きなものに挑戦することができます。
〇節繰りの仕方
節の出っ張りを削り取る「節繰り(ふしくり)」のやり方を学びます。
〇スミ付けの仕方
割る幅の印をつける「スミ付け」のやり方を学びます。
〇竹の割り方
竹の幅を揃えていく「割り」のやり方、竹割包丁の使い方を学びます。
〇竹の剥ぎ方
竹の厚みを揃えていく「剥ぎ」のやり方、胴金の使い方を学びます。
〇幅取りの仕方
ひごの幅を均一にする「幅取り」のやり方、幅取り小刀の使い方を学びます。
〇面取りの仕方
ひごの角を取る「面取り」のやり方、幅取り小刀の使い方を学びます。
〇うらすきの仕方
ひごの厚みを均一にする「うらすき」のやり方を学びます。
〇編み方
基本の編み方である六つ目編みの編み方(底編み、立ち上げ)を学びます。
〇竹の基礎知識、切り方などもレクチャーする機会があります。
※怪我について
刃物を使う講習となりますので怪我には十分にお気をつけください。
怪我をされた場合、応急手当は行いますが、各参加者の自己責任とさせていただきます。
主催者による保険対応は基本的にありませんのでご了承ください。
※自主練習用のお持ち帰り竹は、別途各回1本500程度で販売予定
■参加費:会場費500円+レクチャー代1時間あたり¥1000-(お昼休憩は除く)
■材料費:¥500-
■服 装:動きやすい、汚れてもいい服装
■持ち物:竹割包丁(竹割鉈)、作業手袋(薄手天然ゴム)、膝に敷く厚手の布(1m×1m程度)
※竹割包丁について
道具をご準備される場合、竹割鉈(なた)での受講も可能ですが、安全面や、初心者におすすめの道具として吉光の竹割包丁(¥10000程度)をお勧めしております。
※その他ノギス等、道具のご用意が必要となります。講座内で講師より紹介、説明があります。
■講師プロフィール(共同開催)
竹音(たけのね) / 戸崎祐治
1968年東京生まれ 10〜20代はバンドマン 30〜40代はオートバイ修理業に携わる
2017年竹細工と出会い竹の道へ 翌2018年からワークショップ講師として関東各地で活動を始める
2021年より主軸を「竹細工部」の活動に移して展開中 竹と人との架け橋でありたいと考えています。
■会 場:柿生の家JINEN-DO
※お車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用ください。
■定 員:10名