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活動ブログ

ただいまリハビリ中 その②

2022.07.06

こんにちは。

引き続き、リハビリ期間中のいしだです。

今回のテーマは「“思い込み”から自由になる」です。

最悪の精神状態からは抜け出たんだけど、時折、不安感や焦燥感が顔を出して、日々、アップダウンしている感じ。

そんなぼくの状況を察してか、先週、クラファンに協力してくれた高校時代の友人から連絡があり、何十年かぶりに彼と飲みに行きました。どの話がというわけではないのですが、彼と話をして気持ちがずいぶん楽になりました。

そして、その彼が「気分転換にどう?」とヨットクルーズを誘ってくれたんです。

「いくらかかるの?」と、ついお金の心配が頭をめぐってしまいますが、自分のお弁当代とヨットハーバーまでの交通費だけでよいと、、、

実は、先日もコミュニティの活動で出会ったばかりの方が「北軽井沢の別荘に遊びに来ない?招待したい」って誘ってくれたばかり。

「これ(この体験、この場所)じゃなきゃダメ」みたいな執着を手放せば、お金がなくたって、ヨットクルーズを体験したり、北軽井沢の別荘ライフを体験できる。ヨットクルーズに行くのにサングラスを持っておらず、コミュニティの仲間に「眠っているサングラスありませんか?」と声をかけたらサングラスも譲ってもらえる。

「お金がないと、豊かな体験ができない」というのは“思い込み”に過ぎないって本当だなーと、ちょっとずつお金の不自由さから解放されつつあります。

そして、先週は、もう一つ、大切な気づきが。

この高校時代の友人には、クラウドファンディングで大口の寄付をいただき、先日、飲みに行った際も2軒ともご馳走になり、今回のヨットクルーズを含め、受けとってばかり、、、

さすがに「“受けとる”ばかりではなく、何か“お返し(与えること)”はできないかな?」と考えていたら、ふと福祉サービス時代のことが思い出されたんです。

それは、ぼくがいわゆる“支援者”側の立場だった頃、何が喜びだったかと言えば、利用者さんが「今ここを楽しむ姿」だったり、「変化成長していく姿」に遭遇した時なんだよね。それが何よりのギフトであり、最高の報酬だった。そう考えたら、気分転換が下手くそなぼくなりに、JINEN-DOのことをきっぱり忘れて、何よりもまず初めてのヨットクルーズをとにかく楽しんで久しぶりの海を満喫するのが大事なんだって思えたんです。

事業を手放し、収入がなくなって、借金をして、両親、家族、コミュニティの仲間に支えてもらう生活に入った時、初めはとにかく不安感や焦燥感に襲われました。

でも、コミュニティで出会った方から借りた本をきっかけに、「不安感や焦燥感に襲われるのは、出来事や状況のせいではなく頭の中で展開されている思考のせい」だと気づき、思考にはまっている自分を客観視するトレーニングを続けました(現在も自主トレ中)。

そして、支えてくれる人たちからサポートを受けとる体験を重ね、時が経つうちに、次第に「今は“受けとる体験”を重ねてエネルギーを蓄える時だ」と、今の状況や自分の状態をとらえ直し、受容できるようになってきました。

さらに、今回、「今の自分には“与える”ものがないから“受けとる”しかない」という“思い込み”もからも自由になれた。

お金や特別なスキルがなくても、利用者さんたちがそうだったように、サポートをくれている方たちに「変化成長していく姿」を見せていくことができるし、今後、ぼくと同じような問題に直面して途方にくれている方や時代の変化に適応できず困っている方に、ありのままの自分の力で人生を再生してく体験を分かち合うこと、共に励まし合い、育ち合う場を提供できるって思えたんです。

 もし、今、同じように苦しい状況にあってJINEN-DOでリハビリしたいという方がいらっしゃったら、遠慮なくぼくに連絡をください。一緒に育ち合い、乗り越えていきましょう!

 こんなふうに思えるってことは、だいぶエネルギーが戻ってきている証拠。

まだまだ、気分のアップダウンがあるし、睡眠不調も続いているけれど、今朝も「もうひと眠りしたい」という気持ちに引きずられながらも、気持ちを切り替えて、早朝ウォーキングに出かけました。

出かけると、部屋の中よりも外の空気の方が清々しく、少しずつ気分が上がってくるのを感じます。

そして、空を見上げると、なんと虹がかかっている!「祝福の虹」と名付けて、勝手によい気分に!!

さらに、いつもの公園に到着すると、目の前に広がる畑の向こう側から朝陽が顔を覗かせ、日の出の美しさに心が躍る。最近、日の出を眺めるのがとても心地よい。猛暑が続いているけど、朝の太陽にエネルギーは、とてもやわらかでやさしい。しばらく朝陽を浴びていたいと思ったので、その場で瞑想。

毎日、早朝覚醒にもがき苦しみながらも、ここ数日、日の出を眺めて朝陽を浴びるようにしたところ、「人は、日の出を眺めて朝陽を浴びながら、ネガティブな思考にはまり続けることはできない」という実体験も得た。

「今日は気分よく一日をスタートできるな」と帰路についたら、今朝のウォーキング中のミラクルは「祝福の虹」で終わらない。

足元をみたら、なんとクシャクシャになった一万円札が落ちてる。。。。

「これは神様のご祝儀か!」と頭をよぎりましたが、拾得物として交番に届けてきました(気持ち的には、宇宙銀行に預ける感覚で)。

今、思えば、福祉サービス事業を続けていた頃、できる限り状況をコントロールしようとし、世界(この世界で体験できること)に対して心を閉じていたように思います。

今は、事業を手放し、収入やポジションパワーも手放し、そして、限りなくコントロールを手放し、ようやく流れに委ね、この世界に対して心を開き始めたところ。すべては、ぼく自身(思考ではなく魂意識)が体験したいと望んだことだった、、、と、ここ数日の体験を経て、今更ながら思い出すことができました。

こんな感じでアップダウンしながら日々の出来事を味わってます。

今回もこのへんで。