炭焼き体験~庭木を炭に~
2020.02.15
こんにちは。
代表の石田です。
JINEN-DOの庭をリニューアルする際、庭木の一部を伐採しました。

この庭木の処分について心苦しく感じていたところ、JINEN-DOの自然体験プログラムの外部パートナー“たくちゃん”こと柳沢琢美さんから「管理している竹林で燃やして炭にして庭に戻すことができるよ」と願ってもない提案をいただきました。
炭は土との馴染みがよく、土中の微生物の住処になり、植物の根張りがよくなります。元々、庭に植わっていた木を炭として土に戻すことで庭が豊かになるなんて素敵な循環だと思い、早速、たくちゃんと一緒に準備に取りかかりました。
まずは、約2m四方の穴を掘ります。

穴に竹を入れて燃やします。
竹は着火材としてもうってつけで勢いよく燃えてくれます。

勢いよく火柱ができたところで、庭木を投入。

人の背丈をはるかに超える火柱が立ち昇り、圧巻の光景です。

燃え尽きたところで、水を注入。

庭木が炭として生まれ変わりました。

人間の勝手な都合で伐採されてしまった庭木たちですが、炭にすることで再び生態系の一部として大切な役割を担うことができます。
そんないのちの循環をプロデュースしてくれた“たくちゃん”と竹炭づくりという貴重な体験を共有した仲間たちに心から感謝です。