自然体験プログラムの準備

おはようございます。代表の石田です。
先日、「森のようなまちづくり」をサポートしてくれているトランジションタウンまちだ・さがみのたくちゃん、吉垣花園のカズさん、林さんと4人で大谷里山農園におじゃましてきました。 写真の通り、それはそれは素敵な里山で、 農園主の大谷さんがとても気さくに迎え入れてくれました。
訪問の目的はキノコのホダ木にするクヌギの木の伐採です。チェーンソーの不具合があったものの、たくちゃんとカズさんが手際よく、崖っぷちに立っていたクヌギの枝を段階的に枝を切り落とし、林さんとぼくが崖から引きずって地面までおろすという連携プレーでホダ木30本分のクヌギを伐採。 枝払いで出た大量の小枝はきれいにまとめておくという里山でのマナーや「ある程度短くして方向を揃えて積み上げておくとあまりかさばらない」という野良しごとのコツを体験的に学ぶことができ、とても有意義でした。
菌打ちされているホダ木を購入する方法もあるのですが、自分たちで一からやった方が学びも楽しみを大きい。そして、一人でやる、一団体でやるのではなく、他団体と協働して進めることで、前述のように作業を分担したり、シイタケ、ヒラタケ、ナメコなどの菌を分け合うことができるので無駄が少ないのです。

さて、ここまでは下準備。
ホダ木に穴を開けて、菌を打ち込む作業は「自然体験プログラム」として利用者さんに委ねていきます。
JINEN-DOでは、人との関わりを通じて自己理解を深めるのみならず、自然との触れ合いを通じて何かを感じ気づくことを大切にしています。人間は人前だと無意識に装ってしまいますが、自然が相手だと装いがほどけ、素の自分が顔を出したり、閉じていた感情が沸き起こり、本質的な自己理解や変容のきっかけになるからです。
事業所を離れ、近隣の里山まで足を運ぶ「自然体験プログラム」も検討中。
随時ブログでも紹介していきます。お楽しみに!